
高音が苦手。でも好き
ホルンで、高音が持続してだせずに悩んでいたところ、「鉄人」の称号をもつ上吹きホルン吹きの人に飲み会で超意味あることを教えていただいた。それは、バジル・クリッツァーが説明しているアンブシュアモーションを意識してら?というものだった。早速意識して練習したら、ビビるほど高音がバテずにだせるようになった。High Dくらいなら持続して出せるぞ。おい。すげぇぞ。これ。
アンブシュアモーションを意識せよ
金管奏者は、人によってマウスピースの口への当て方が違う。だから、自身が音の高さを変えるときに、どのようにアンブシュアを変えているか(=アンブシュアモーション)をまず理解することが大切、とのことだった。自分自身認識していなかったのだが、
高い音をだすときに、マウスピースが上に動く人と下に動く人がいるんだよ。君の場合、上に動く人だね
ええ!そうんですか!いつのまに見てたんですか・・・
隣で吹いてればわかるよ
鉄人、さすがっす。。。
高音時のアンブシュアモーション、プレスを意識
というわけで、私はどうやら高音だすときに上に動く人のようです。なので、意図的に高音だすときにはちょいと上にいくように意識し、同時に上の歯の並びの真ん中あたりにプレスしたときのちからが加わるように意識しました。そしたら、それを意識をしただけで高音がパンパンでるようになったわけです(笑)かつ唇にも傷つかない。バテない。素晴らしいなこれ。
私の場合、半年前に歯並びが変わった

実は、私、前歯が一本欠損していて、インプラントを2019年の2月にいれました。当然、歯並びかわりますよね。高音をめっちゃだすと、インプラントの歯の部分に唇が押し付けられすぎて、演奏後、その部分の唇の裏側が傷ついている状況でした。なので、意図的にマウスピースを唇にプレスしたときに最も力が加わる箇所を意識して、意図的に(自分にとって)正しい場所にプレスするようになりました(プレスするな信仰が金管奏者には強いので、それに振り回されていました)。
鉄人が言ってましたが、バジル・クリッツァー曰く、アンブシュアモーションは一生変わることはまずないが、歯並びが変わったりすれば、当然変わることもある、とのことです。今回の私の場合、インプラントをいれたことによって、歯並びが大きく変わったこと、アンブシュアモーション、正しいプレスを意識していなかったことが原因かと思います。あとどっかのブログでみたが、確かラデク・バボラークがHigh Fをだすときは、20Nのちからでプレスしてるとのこと。かなりプレスしてるじゃねぇか・・・
「プレスすると振動体である唇の振動をさえぎってしまうから、プレスはしないほうが良い信仰」が私の中でありましたが、観察していると、唇の外側ではなく、口の中が振動して音がでてるように思えます。(これ違いますか?)。なので、唇をある程度プレスしても、音はでる、ってことなんですかねぇ。
正しいやり方でプレスすることはやはり大事ですね。
バジル・クリッツァーはやっぱすごい
いろんなホルン吹きのブログはありますが、ここまで論理的で、実践的な演奏技法を無料で、Webで公表しちゃってるバジル・クリッツァーは本当にすごいと思います。しかも、ブログにコメントすると、中高生からのコメントであってもすぐレスしてみるみたいだし。参考文献として、以下にURLをのせておきます。
参考Webサイト

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