青森ねぶた祭のときだけ現れるキャンプ場が面白すぎる

ねぶた

毎年8月2日から7日にかけて、日本を代表する火祭である「青森ねぶた祭」が開催される。それに合わせて、青森市が開設してくれるキャンプ場がある。私はもう5年以上ここに通っており、毎年ここのキャンプ場の利用者と寝食を共にし、ねぶた祭に跳人として参加している。ここでは、このキャンプ場と魅力を少しでも伝えられればなと思っている。

このキャンプ場の魅力

  • ここに集う「旅人」(ライダーやチャリダー)が個性的すぎて面白すぎる
  • みんなで跳人に扮し、青森ねぶた祭に参加できる
  • ただ参加するだけでなく、運行補助業務もできるから、表からも裏からもねぶたに関与できる
  • キャンプ場利用料無料
  • キャンプ場から会場に一斉移動する際に行われる「バイクパレード」が楽しすぎる

ざっとあげてみましたが、こんなところかな。大人の事情で、ここでは書けないこともある。ぜひ訪れて、自分の目で色々みてほしい。

「旅人」が面白すぎる

全国からねぶためがけて旅人が集まる。旅人による、旅人のための、キャンプ場なのだ。もう20年以上通っている人、日本一周中の人、北海道ツーリングにいく人&いった人、もう楽しすぎるぞ。なお、旅人がlineスタンプにもなっている。こちらより購入できる。肖像権とは笑

跳人に扮し、ねぶた祭に参加できる

ねぶた祭、見るだけじゃ絶対だめ。面白くないよ。衣装は自分で用意(レンタルは大体一日2000~3000円。購入したら、7000円前後)する必要はあるけど、これ用意すればハネトとして参加できる。

着付けがわからないって?みんな毎日16時ぐらいになったら着替えだすから、「わからないんで教えてください―」って近くの人にいえばまず手伝ってもらえると思う。上の写真は日本一周チャリダーの集い。初めて参加する人が多く、みんなで協力して着付けをしている様子である。

ただ参加するだけではない。裏方からも手伝える

ただハネトとして跳ねるだけではない。「ロープ持ち」と呼ばれる、跳人と観客をわけるロープを持つ役割を担える。また日中、ねぶたが動いていないときは、ねぶた小屋(保管場所)にいって、夜の運行準備も手伝える。普通の観光客なら、ここまで深く関われることはないはず。非常に貴重な機会をいただけるわけだ。さらに、最終日にはねぶたの曳き手になることもできるかもしれない。

キャンプ場、利用無料

キャンプ場には、基本的な設備が整っている。にもかかわらず、利用料は無料、無料なのだ。青森市経済部観光課が、「青森ねぶた祭を盛り上げてくれているから」ということで、市のお金で運営をしてくださっている。。まじで感謝。実は、昔キャンプ場は違うところにあって、問題が起きて潰れてしまっところ、青森市が変わりの場所で開設をしてくれて、現在に至る。なんとありがたいことか。青森市神ってる。

「バイクパレード」が楽しすぎる

キャンプ場から会場まで、みんなで一斉に移動する。バイクも自転車も100台近くあって、それが一斉に移動するのだから、パレードに発展してしまったのがこれである。しかも、みんな跳人衣装。楽しすぎる。
ちなみに、先頭右側は俺。楽しい。

俺はこのキャンプ場の研究をしていた

俺は大学2年生の日本一周の時、北海道を目指している中で、たまたまこのキャンプ場をみつけた。旅人がこんなに集まっていて、自治運営されている様子で多変興味をもった。その後、いろいろあって大学院に進学して、修論を書かなきゃいけないってなったときに、さて事例をどうするか、日本一周の経験の中で一番面白かった事例ってどれだろう、あ、これだ、これだと、という話になった。

俺は、研究成果をコミカルに発表する場としてこのブログを使いたいと思っている。ちょっとずつでも更新したい

キャンプ場の情報

開催期間  8/1-8/8

階催場所  フェリーふ頭向かい

使用料   無料

設備    仮設トイレ、仮設流し台、仮設ゴミ箱

https://www.nebuta.jp/info/access/camp.html

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