新型コロナウィルスの影響でテレカンやzoom飲みが流行っている。だがどこかそっけない。このそっけなさの正体はなにか。自分はデジタルな身体性の欠如だと思う。
これは、2日前くらいのweekly ochiaiで落合陽一の発言からインスファイアされた。
会議も、飲み会も会場がデジタルフィールドに移行している。なのに、自分の身体は現実世界にとどまったままだ。身体をデジタルフィールドで構築しないと、飲み会や会議の肌感覚とか、臨場感とかそういうものを感じられない。
私はこれがそっけなさの正体だとおもう。
SAO ソードアートオンラインが示す将来
ソードアートオンラインの世界にダイブすれば、身体性がデジタルフィールド上であらわれる。人のぬくもり、臭い、いたみ、そういったものも全て感じられる。そういうレベルにまで到達することができれば、外出が不要になるんだろうな、と思う。
自分の考えでは、現状のデジタル技術の発達レベルを考えると、まだまだ外出が必要だと思う。単純にオンライン上で人と会っても、「人に会いたい」という感情が消えない。zoom飲みしても、テレカンしても、その感情を満たさない。だから、まだまだ航空産業や鉄道産業はやっていけると思う。
オンラインおまつりは実現するのか
ちょっと話が大きくそれる(よくいえば展開)するけど、オンラインまつりは実現するのか、というテーマにもつながってくる。
やっぱり、数百人規模で集合することはzoomでもできるわけだが、おまつりには身体性が伴うわけだ。身体の集合、これが、おまつりにおいては必須要素となる。これも、デジタルフィールド上に身体性を高度に移植しないと、実現できないのではないか、とおれはおもう。つまり現在の技術では難しいのかなと。
身体性のみならず、デュルケムやリーチによって、お祭りの構成要素は示されている。それをオンライン上でも表出できるか、それも重要になってくるのだと思う。このオンラインおまつりの是非については、今後も深めたいトピックである。
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